国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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JICA研修生のみなさんが、神栖庁舎を見学に訪れました。

 

 令和6年10月17日、インドネシアから、国際協力機構(Japan International Cooperation Agency: JICA)の研修生が神栖庁舎を見学に訪れました。

 美しい模様に彩られたバティック(インドネシア特産の布)のシャツに包まれた総勢8名の研修生の皆様は、JICAから委託を受けたマリノフォーラム21の引率で来訪しました。神栖庁舎では、機構職員らがスライドを用いて水産工学部の研究を紹介しました。また漁船を研究する実験施設と魚群探知機を研究する実験施設の、合わせて4棟をご案内しました。研修生からは、水産工学部の研究成果が政府の政策にどのように反映されるのか、水産工学部における実験と実際の漁船の建造や企業の製品開発とがどのように連携して進められているのか、といった、研究成果の社会実装のシステムに関する多くの質問が出されました。

見学の成果がインドネシアの水産業の発展の一助となり、将来のインドネシアと日本との協力関係のきっかけになってくれればと思います。