(一社)長崎県漁港漁場協会関係者の来訪
令和6年10月24日(木曜日)、長崎県漁港漁場協会からのご依頼を受け、長崎県対馬等の漁業協同組合及び関係団体のほか長崎県水産部、長崎市水産農林部、対馬市農林水産部等に所属される47名の皆様をお迎えし、「海水温上昇に伴う漁業への影響」を主題に資源研究所横浜庁舎講堂においてミニ講演会を開催しました(演題と演者は下記のとおりです)。海洋環境の変化が魚類の分布に与える影響や黒潮大蛇行の状況、藻場の保全への取り組みに係る3題の講演を通して、海水温上昇に係る漁業現場の懸念や、地域の漁業・藻場保全の取り組みと抱える課題、研究ニーズなどについて、参加者間で活発な意見・情報の交換が行われました。
海洋環境変化と魚類分布への影響 水産資源研究所 所長 西田 宏
黒潮大蛇行と漁海況 水産資源研究所 海洋環境部 日下 彰
温暖化と藻場から見る沿岸の環境 水産技術研究所 沿岸生態システム部 藤野くるみ