国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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さけます類の稚魚放流期における沿岸水温情報をお知らせするWebページを公開しました

掲載日:2025年3月27日

 さけます類の稚魚を放流するタイミングを決めるためには、放流後の稚魚が生息する極沿岸域が適水温であるかが重要です。国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所さけます部門では北海道沿岸の16定点にロガーを設置し、沿岸水温をモニタリングしていますが、これまではリアルタイムに水温を把握することはできませんでした(リアルタイムに把握できる機器はありますが、その導入には莫大なコストがかかります)。また、気象庁等ではリアルタイムの海水温情報を公開していますが、降海したサケ稚魚が生息する極沿岸域の海水温については、高精度の推定が困難でした。

 そこで、当機構は過去の実測水温データと気象データ1)をもとに準リアルタイムで極沿岸域の海面水温を高精度で推定するモデルおよび1か月先までの水温を予測するモデルを開発し、その情報を閲覧できるWebページ「さけます稚魚降海先沿岸水温情報(北海道)」の運用を開始しました。

URL: http://salmon-ctmp.fra.go.jp/

沿岸水温情報のフライヤーの画像(PDF:572KB)

このページでは以下の情報を見ることができます。

  • さけます類の稚魚放流期(3~6月)における北海道内16か所2)の沿岸水温の推定値を準リアルタイムで表示します。
  • 海面水温がさけます類稚魚の適水温(5~13℃)となった地点を点滅表示でお知らせします。
  • 北海道内16か所の1か月先の沿岸水温の予測値をお知らせします。
  • 過去10年分の北海道周辺の海水温マップと沿岸水温グラフを閲覧できます。

  1. 使用している気象データ
  2. 北海道内16か所:北見枝幸、常呂、斜里、羅臼、標津、別海、根室、昆布森、桂恋、広尾、静内、白老、八雲、瀬棚、厚田、遠別

*本Webページは水産庁「水産資源調査・評価推進事業(国際水産資源)」で得られた成果を活用して作成されました。

お問い合わせ先

国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産資源研究所

担当:さけます部門資源生態部 佐藤・戸谷

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