国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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葛西臨海水族園でスジアラの展示が始まりました

スジアラは南シナ海沿岸のほか、日本では南日本に分布している魚です。特に沖縄県では「アカジン」と呼ばれ、高値で取引されています。上品な白身で、刺身や煮付け、ムニエル等、さまざまな料理で食べられます。

 当機構では、1985年からスジアラの飼育技術開発をはじめました。2016年には人の手で育てたスジアラを親にして、そこから卵をとり生産する「完全養殖」の技術を確立しました。

このたび令和7年7月から当機構と包括連携協定を結んでいる葛西臨海水族園でスジアラの展示が始まりました。

いま展示しているスジアラは、当機構で完全養殖により生産された個体です。

かわら版No.28にも記事があります。

https://www.fra.go.jp/home/kenkyushokai/book/kawaraban.html