国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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【開催報告】令和7年度 神栖庁舎一般公開

令和7年11月8日(土曜日)、神栖庁舎において一般公開を実施いたしました。

今年は晴天に恵まれ、317名の方にご来場いただきました。

ありがとうございました。

 

神栖庁舎は茨城県神栖市の波崎地区にあり、利根川沿いに長さ約1kmに広がる敷地は対岸の銚子市と向かい合っています。

ここでは水産工学研究の最前線として日々研究が進められています。

 広大な敷地のため、スタッフの目が届く範囲での公開としています。

 

今年は東側の施設を公開し、来場者の皆様に水産工学研究の現場を身近に感じていただきました。

 

漁港水理実験棟では、波や津波を模した流れを起こして、構造物の耐久性を調べる実験を展示しました。

 

一般公開の様子の画像

 

測器電子機器実験棟では、音響を用いて魚群を探す仕組みをわかりやすく説明する展示を行うとともに、実際に海で獲れた生物もお見せしました。

 

一般公開の様子の画像

 

天日実験施設では、水槽を使って、水中ドローンの操縦を体験していただきました。 

 

一般公開の様子の画像

 

例年の一般公開では休憩所として使われる部屋では、ちりめんモンスターを探そう!と題して、ちりめんじゃこの中に混ざっているいろいろな生き物を探すイベントを体験していただきました。

 

一般公開の様子の画像

 

講演会場では、午前中は内山裕三部長による「地震・津波に備える水産工学技術」、午後は山本那津生博士による「音で測る水産物」と題する講演会を実施しました。

 受付にて実施したアンケートでは、「おもしろかった」「すごかった」「めずらしい体験ができた」など、多数のご意見をいただきました。

 

一般公開の様子の画像

 

いただいたご意見は、今後の運営に活かしてまいります。

 

今後も、当機構の実施する一般公開を通して、私たちの研究成果を知っていただき、当機構の業務への理解を深めていただくきっかけとしていただければ幸いです。

 

ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

 

※次回の一般公開は、当機構のHP「イベントカレンダー」でご確認ください。