青少年のための科学の祭典 鹿行地区大会に出展しました。
令和7年11月30日(日曜日)に鉾田市立鉾田北中学校で実施された、青少年のための科学の祭典鹿行地区大会に出展しました。今年は「ちりめんモンスターを探そう」と題してちりめんじゃこの中に紛れ込んでいる生物を探してもらうイベントを開催し、神栖庁舎からの7人に加え、鉾田北中学校のボランティア生徒6人を加えた総勢13人で参加しました。
ちりめんじゃこの中に紛れ込んでいる生物にはいろいろなものが混じっています。今年は早々にタツノオトシゴが発見されたほか、タコやイカ、イセエビの仲間のフィロゾーマ幼生など、いろいろな生き物が現れました。加えて職員が持ち前の知識を小ネタとして披露することがスパイスとなって、よりいっそう楽しんでいただけたと思います。子供だけでなく、大人のお客様にも楽しんでいただき、一時は入場待ちの行列ができるほどでした。ボランティアの中学生たちは受付や刊行物の管理のほか呼び込みにも奮闘してくださり、また塗り絵やペーパークラフトを作り上げていただいて、会場はおおいに華やぎました。
来場のお客様にはおうちでも楽しんでいただけるようにペーパークラフトや塗り絵をお持ち帰りいただくとともに、一緒に水産機構の広報誌やパンフレットなどを配ることによって、水産機構の研究開発内容や、その成果による社会への貢献などについて知っていただけるよう努めました。また会場では研究紹介パネルや動画を使用して、漁港、漁村の安全を守るためのAIや水中ドローンなどを駆使した研究について紹介しました。
こうした機会を通じて、神栖庁舎の研究部門である水産工学部の研究内容とその社会的意義について一般の皆様に知っていただくとともに、水産業や、水産業を対象とした研究の魅力なども、少しでも感じていただければと思います。
ちりめんの中からモンスターを探すお客様と、
お手伝いするスタッフ
受付を務めてくれたボランティアの中学生。
華やかな塗り絵を作り、会場に彩りを添えました。