国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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農林水産技術会議会長が水産研究・教育機構(横浜庁舎)を訪問されました

令和5年12月20日(水曜日)、本川農林水産技術会議会長、森同会議事務局研究開発官が、水産研究・教育機構(以下「機構」)の横浜庁舎と漁業調査船蒼鷹丸を来訪されました。

 初めに蒼鷹丸(機構の漁業調査船)において、同船船長等から、蒼鷹丸の調査機能、搭載機器及び水産資源や海洋環境などの調査活動の説明を行いました。船のご視察後、場所を横浜庁舎に移し、機構が取り組んでいる昆虫由来タンパク質を活用する代替餌料、地球温暖化対策として重要な炭素吸収源とされる沿岸・海洋生態系、デジタル技術の活用による漁業・養殖業の効率化・省力化技術、環境変動による水産資源への影響等の分野における機構の研究成果の紹介を行いました。成果紹介の後、庁舎内研究・実験施設において、東日本大震災後の放射性物質のモニタリング、ブリ類の品質保持技術、マウス試験法によらない高感度・高精度な貝毒検査に活用できる先端研究などの説明を行いました。

機構とも関係の深い農林水産技術会議会長に漁業調査船と研究成果を紹介し、意見交換できたことは、機構にとって大変貴重な機会となりました。