【開催報告】第6回宮古地域水産シンポジウム
国立研究開発法人水産研究・教育機構 宮古庁舎では令和5年10月19日(木曜日)に、いわて海洋研究コンソーシアムと共催で「第6回宮古地域水産シンポジウム」を開催しました。
4年ぶりの開催でしたが、行政や研究機関のほか、漁業協同組合、民間企業、市議会議員、など様々な分野から80名を超える参加者となりました。
講演発表では、1)循環式陸上養殖システム、2)海洋酸性化のウニ発生に与える影響、3)サケ資源の状況と回復に向けた取組、の3題を宮古庁舎から発表したほか、4)ホタテ養殖・販売業を中心に、遊漁船など多角的に経営する平子昌彦さんより宮古地域の水産業の現状と課題について報告いただき,5)漁業就業者対策・地域活性化の取組について、水産技術研究所養殖経営・経済室の三木奈都子室長より紹介がありました。
アンケートの自由記述では、「研究機関の講演に加え漁業者の率直な意見が聞けた」「地域に特化した話題で良かった」といった好評の声や、「仮説にとどまらない研究展開を」「研究活動の充実を期待」といった今後に向けたご意見もいただきました。
ポスター発表は宮古庁舎を含め、重茂漁業協同組合、岩手大学、岩手県水産技術センターからの計13題となり、活発な議論が交わされました。
来年度以降も本シンポジウムを継続し、地域の方々との交流を更に深めていきたいと考えています。
関連情報
- 第6回宮古地域水産シンポジウムポスター(PDF:818KB)
- 第6回宮古地域水産シンポジウム議事次第(PDF:234KB)