国立研究開発法人 水産研究・教育機構

お問い合わせ

蛍光染色剤を用いたオニオコゼ受精卵の核および染色体の挙動

石川県水産総合センター 技術開発部
[連絡先]0768-62-1324
[推進会議]水産養殖関係試験研究推進会議
[専門]水産遺伝育種
[研究対象]他の底魚
[分類]研究


[ねらい・目的と成果の特徴]

  • 倍数対を誘起するには,受精卵の核および染色体の挙動を把握することが重要である。
  • 受精卵の核および染色体ヘキスト33342で染色し,その挙動を観察した。
  • 倍数体の誘起に必要な基礎的知見を得た。


[成果の活用面等]

  • 卵発生の観察,倍数体誘起条件の高度化


[具体的データ]

表1
表1 オニオコゼ受精卵の発生段階の分類

図
図 Stage 0(第2成熟分裂中期)
未受精卵

図
図 Stage 6(第1卵割中期)
雄性、雌性両前核が接合し、核板を形成する。

 

図1
図1 培養水温が発生ステージの出現頻度および出現時間へ及ぼす影響