国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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ホタテガイの健康評価と養殖技術の改善

青森県水産増殖センター ほたて貝部
[連絡先]017-755-2155
[推進会議]東北ブロック
[専門]増養殖技術
[研究対象]ホタテガイ
[分類]研究


[ねらい・目的と成果の特徴]
ねらい:良質な種苗を得る方法と、成長の良い大型貝を作る方法を開発する。
成果の特徴:

  1. 高水温(26℃)、酸欠(止水1時間)、流れ(約1ノット)等の各種ストレスが複合的に影響して、ホタテガイの成長、生残率が低下する。
  2. 第1回目の分散(稚貝の飼育密度を減らすため、別の飼育篭へ入替る作業)時の、飼育篭1段当りの収容枚数、外部形状(殻幅比や殻長)による選別の有無が、その後の種苗の質を決定する。
  3. 翌年の秋に分散する方法(次善法)は、産業的に重要な形質である全重量、軟体部重量、貝柱重量が、翌年の春に分散する方法(最善法)や耳吊り法よりも低下する。


[成果の活用面等]
稚貝採取と分散作業の改善により、良質な種苗が得られる。また、養殖方法の改善により、成長の良い大型貝を生産することができる。


[具体的データ]

図1

 

図2

 

図3