2021(R03). 2.22 令和3年ひき縄を対象としたカツオ春漁予測
令和 3年 2月 22日
国立研究開発法人水産研究・教育機構
令和3年ひき縄を対象としたカツオ春漁予測
国立研究開発法人 水産研究・教育機構では、水産庁委託事業のもとで、平成29年度にひき縄船を対象としたカツオ春漁の来遊量予測を開始しました。令和元年度からは、水産資源調査・評価推進委託事業のもとで来遊量予測を継続しています。水産資源研究所及び関係試験研究機関により 1月 27日(水曜日)に検討し、以下の予測をとりまとめましたので、その結果を公表します。
【令和 3年春季・高知県から三重県に至る海域へのカツオ来遊量】
令和3年春季の高知県から三重県に至る海域へのカツオ来遊量の水準は、昨年を上回るが、過去5 年平均(平成28〜令和2 年)を下回ると予測された*。
*黒潮の大蛇行は継続しているようである。このため、沿岸域に形成されるひき縄漁場域にはカツオの分布を制限する19℃未満の水温が広がるため、沿岸域での漁獲は抑制される可能性がある。
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担当:広域資源部 清藤、南
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