国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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生物餌料サブバングの紹介(1):微細藻類

 微細藻類は二枚貝類や甲殻類などの餌として,また,多くの魚類の餌料であるワムシを培養するために,全国の種苗生産機関で使われています。餌料として利用される微細藻類は、1.計画的に安定して増殖すること、2.可能な限り省力化して培養できること、3.安価に(=粗放的)培養できること、4.栄養価に優れること、といった条件を満たす必要があります。私たちは、天然海域から採集し、さらにこれらを満たす株を選抜してきました。この事業では,生物餌料として利用価値の高い「種」や「株」のみを選び出し,保存し,「管理規程」にしたがって有償配布しています。

餌となる微細藻類の特性評価

形態の観察