水産生物遺伝資源保存事業(ジーンバンク事業)
国立研究開発法人水産研究・教育機構では、魚介類の養殖に必要な生物餌料や育種素材として有用な藻類などを中心に、水産生物遺伝資源保存事業(ジーンバンク事業)を積極的に進め、有償配布を行っています。
ジーンバンク事業では、生物餌料(ワムシ、並びに栄養価の高い微細藻類)、藻類(コンブ類,ワカメ・アラメ・カジメ類,アマノリ類)、微生物(水産動物の病気の原因となる細菌類や利用価値のある海洋細菌)を対象に、特徴的な性質を調査し,生きた状態で保存しています。
これらの遺伝資源の特性に関する情報は、ホームページ上で公開しています。また,保存されている株のうち特性調査の結果、利用価値が高く、配布が可能と判断できた種や株については,規程に従って利用者に有償で配布しております。
- 国立研究開発法人水産研究・教育機構水産生物遺伝資源管理規程(PDF:4,502KB)