第2回サーモン・陸上養殖勉強会の開催について

当機構が運営している「水産増養殖産業イノベーション創出プラットフォーム」は、去る8月2日（金曜日）、都内・東京証券会館にて、「サーモン・陸上養殖勉強会」を開催しました。
　この勉強会は、特に近年関心が高まっているサーモン及び陸上養殖について、会員の皆様と意見交換を活発に行い、新たな研究課題の発掘やコンソーシアム構築に資するという趣旨で開催されています。今年は昨年の2倍近い113名の参加者が集まり、大盛況のうちに終了いたしました。

　勉強会は、主催者である水産研究・教育機構理事の青野英明プロデューサーが挨拶を行った後に、下記の4題の話題提供がスタートしました。
　今年は大規模養殖システムを開発している企業や、サーモン養殖の実践に着手を始めた企業などからの話題提供を行いました。また、陸上養殖に関しては、希少種ホシガレイの生産等の具体例や、陸上養殖一般に共通する問題点・解決策などの話題提供を行いました。

　これらの話題提供ののち、参加者から事前にお聞きしたアンケートも活用した意見交換会が行われ、サーモンと陸上養殖をテーマに多岐に亘った活発な議論がなされました。

意見交換の質疑（PDF）について（PDF：196KB）
出席者の方々に回答いただいたアンケートの結果（PDF：1,357KB）

話題提供の資料：（敬称略）

境港における大規模沖合ギンザケ養殖とチリサーモン養殖の情報（PDF：5,832KB）
日鉄エンジニアリング株式会社　清水貴広
日本サーモンファームのサーモン養殖について（PDF：3,708KB）
日本サーモンファーム株式会社　野呂英樹
ホシガレイにおける閉鎖循環飼育の活用について（PDF：1,937KB）
水産研究・教育機構　東北区水産研究所　清水大輔
循環式陸上養殖の現状と課題・留意点について（PDF：4,081KB）
　水産研究・教育機構　瀬戸内海区水産研究所　森田哲男