英国国際ウナギ科学シンポジウム最優秀ポスター賞(中央水産研究所 福田野歩人)
福田研究員が第一回英国国際ウナギ科学シンポジウムで最優秀ポスター賞を受賞
掲載日:2017年6月26日
2017年6月13日から15日に英国ロンドンで開催された第1回英国国際ウナギ科学シンポジウム「科学からの資源管理」(1st UK International Eel Science Symposium (IESS))において、当所、資源管理研究センター沿岸資源・生態系グループの支援研究員福田野歩人博士が、最優秀ポスター賞(Symposium poster prize for The Best Scientific Project)を受賞しました。
写真右が受賞者
我が国でもニホンウナギの資源状態が危惧されていますが、ヨーロッパウナギやアメリカウナギをはじめ、全世界のウナギ資源も、同様あるいはそれ以上に危機的な状況にあります。同シンポジウムは、国際的なウナギ資源の減少の危惧を受けて、各国の研究者がウナギの生態や資源の最新情報を持ち寄り、科学的な知見から適切なウナギ資源管理の方策を見出す目的で初めて開催された国際シンポジウムです。ウナギ類の産卵生態解明への受賞者の寄与が高く評価され、今回の受賞となりました。
受賞者
資源管理研究センター 沿岸資源・生態系グループ 支援研究員 福田野歩人
受賞題名
「Orientation and swimming velocity on oceanic spawning migration of Japanese eels as revealed by acoustic tracking.(音響トラッキングによって明らかにしたニホンウナギの産卵回遊における遊泳速度と定位)」
於:ロンドン動物園(英国ロンドン)