日本海洋学会奨励論文賞（日本海区水産研究所 児玉武稔）
児玉研究員、平成29年度日本海洋学会奨励論文賞を受賞
当所資源環境部・生物生産グループの児玉任期付研究員が筆頭著者として執筆し、日本海洋学会の英文誌Journal of Oceanography に掲載された以下の論文が、平成29年度日本海洋学会奨励論文賞を受賞しました。
この賞は、学会誌に優れた論文を発表した若年会員に授与されるもので、海水中に数ナノモルから数十マイクロモルレベルの広い濃度範囲で存在するアンモニウムイオン（アンモニア）濃度を同時に正確に把握する分析法を確立したこと、また、その波及効果が大きいことが高く評価されました。
- 受賞論文：A highly sensitive and large concentration range colorimetric continuous flow analysis for ammonium concentration （高感度かつ広濃度範囲のアンモニウム濃度の吸光連続分析）.
- 著者：Taketoshi Kodama, Tadafumi Ichikawa, Kiyotaka Hidaka, Ken Furuya
- 掲載誌：Journal of Oceanography, 71(1), 65-75.
