生命情報解析部
生物の個体数変動や成長・生残などの生命現象は、その生物が持つ内部情報(生命情報)と外部環境の相互作用の結果であり、水産生物においても同様です。生命情報解析部では、生命情報の一部である遺伝情報や生理情報を水産業の発展に活用するため、次世代シーケンサーに代表される最新鋭の分析機器を用いて魚介類の集団遺伝学的解析や環境DNA等による資源評価の高度化、魚介類の遺伝子発現や代謝産物の解析による資源変動および増養殖技術に関する研究開発を行っています。また、法律(カルタヘナ法)に基づいた遺伝子組換え魚介類の検査業務を行っています。