水産工学会論文賞(水産大学校 石田武志教授)
掲載日:2021年5月13日
水産大学校の石田武志教授が水産工学会論文賞を受賞しました
令和3年5月13日、2021年度日本水産工学会学術講演会において、日本水産工学会より本校海洋機械工学科学科長 石田武志教授に対し、水産工学会論文賞が贈呈されました。
受賞論文名は「雑種を含めたトラフグ属の体模様再現モデルの構築」であり、水産大学校が2016年から2019年にかけて実施した下関フグ研究プロジェクト「下関のふくの差別化と輸出拡大のためのIT利用めきき技術の開発」の一環で行った研究の一部をとりまとめたものです。
この論文はタイトルのとおり、フグの模様を数学モデルで再現したものです。なぜフグの模様を再現する必要があるのかというと、研究プロジェクトで進めていた、フグの体模様からフグ種の判別をするという研究の基礎として、フグの模様が再現できればフグ種判別にも有効に利用できるのではないかという発想から研究を行ったものです。
(受賞論文の情報は下記のURLをご確認ください)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/fisheng/56/1/56_15/_article/-char/ja