国立研究開発法人 水産研究・教育機構

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第1回酔魚研究会を開催しました

12月11日、大阪市のTKP新大阪ビジネスセンター ホール3Aで、第1回酔魚研究会を開催しました。

この研究会は、「酒造過程の残渣を養殖魚の餌等として活用する」ことで養殖業を盛り上げるために開催するもので、酒粕等の酒造副産物を餌などに利用した養殖魚を「よっぱらい魚」と名付け、これに関心を持つ方々の横断的な情報交流の場とすることを目的としています。

会場には、研究者や生産者、飼料メーカー、酒造メーカー、マスコミなど40名の方々にお集まりいただき、関心の高さを感じさせました。

研究会は、事務局である水産業成長産業化推進室の趣旨説明から始まり、下記3題の講演と意見交換を行いました。

(1)発酵食品「酒粕」の機能性成分(講演要旨)(PDF:508KB)

伊豆英恵氏(独立行政法人酒類総合研究所 主任研究員)

(2)「鯖、復活」プロジェクトについて(講演資料)(PDF:6,200KB)

畑中直樹氏(小浜市産業部農林水産課 主幹)

(3)酒粕給餌が養殖マサバに与える影響(講演要旨)(PDF:304KB)

細井公富氏(福井県立大学海洋生物資源学部 准教授)

 

各講演に対する質疑や意見交換でも発言が多く、参加者の期待を感じました。

来年2月下旬に大阪で行われる第16回シーフードショー大阪のセミナーの場をお借りし、第2回酔魚研究会を行うことを検討していますので、開催の暁には、今回参加できなかった方々もご臨席いただければ、幸いに存じます。

配布資料