第19回 低・未利用資源有効利用研究連絡会の概要
第19回低・未利用資源有効利用研究連絡会は,平成25年11月20日(水曜日)に当所横浜庁舎において開催され,主に都道府県の水産利用加工関係者が集まりました。出席者は,北海道立工業技術センター,(地独)青森県産業技術センター食品総合研究所,千葉県水産総合研究センター,東京都島しょ農林水産総合センター,神奈川県水産技術センター,静岡県水産技術研究所,三重県水産研究所,岡山県水産研究所,徳島県立工業技術センター,愛媛県産業技術研究所,石川県水産総合センター,(地独)鳥取県産業技術センター食品開発研究所,山口県水産研究センター,島根県水産技術センター,島根県産業技術センター,熊本県水産研究センター,宮崎県水産試験場,鹿児島県水産技術開発センター,新東物産(株),(一社)海洋水産システム協会,東京海洋大学など36名が参加しました。
話題提供(敬称略)
1) | マグロ血合肉100%薩摩揚げの開発 | 保 聖子(鹿児島県) |
2) | 離島における未利用魚活用への取り組み(サバ等) | 山口邦久(東京都) |
3) | 六次産業化について(きんめ缶の例) | 高木 毅(静岡県) |
4) | アカモクの食品開発(スイーツやハンバーグ) | 竹内泰介(三重県) |
5) | 匂いセンサー,味覚センサー、色センサーの紹介 | 永瀬光俊 (島根県) |
6) | 規格外の徳島産タチウオを活用した魚醤油の開発 | 吉本亮子(徳島県) |
7) | 佐賀県の海かりんとう | 村田裕子(中央水産研究所) |
意見交換会
最近では未利用魚を原料とした六次産業化が求められており,各県で商品化された例が紹介されました。商品をさらに事業化するためにクリアすべき問題点として,原料確保,値段設定,PR等について情報交換と意見交換が行われました。
写真1~6は持ち寄られた試作品や商品です。