トラモアタグを用いた標識放流情報
標識放流に関する実施内容および計画内容
最終更新日:2024年11月13日
トラモアタグを用いた甲殻類の標識採捕調査について、その標識放流の実施内容および計画内容について公開しています。
- トラモアタグを用いた標識放流に関する「実施内容」および「計画内容」(XLSX:36KB)
- トラモアタグを用いた標識放流に関する「実施内容」および「計画内容」(PDF:1,389KB)
トラモアタグについて
トラモアタグ(trans-molting retentive external eye tag; TRAMORE tag)とは、エビが脱皮しても脱落せず、成長や生残に悪影響を与えないように生産技術部で開発した装着型外部標識のことを指します。
トラモアタグは眼柄に装着することを想定した直径1.5mmの穴を有するシリコンゴム製のタグです。シリコンゴムは伸縮性があるため伸ばして穴に眼球を通すことができるため、標識個体を傷つけずに標識を設置することが可能で、甲殻類資源の研究・調査に活用されています。
クルマエビの稚エビを用いた飼育実験において、本標識が脱皮によって脱落せず、漁獲開始サイズを超えて保持されることや本標識が生残や成長に対して悪影響を与えないことが確認されています(参考文献)。
関連情報
- 2020年1月6日 エビが脱皮しても脱落しない、新しい装着型外部標識「トラモアタグ」(生産技術部)
- エビが脱皮しても脱落しない新しい装着型標識トラモアタグ(外部リンク;全国豊かな海づくり推進協会)