第23回 低・未利用資源有効利用研究連絡会の概要
第23回低・未利用資源有効利用研究連絡会(旧カタクチイワシ勉強会)は,平成28年11月17日(木曜日)に水産研究・教育機構横浜庁舎において開催され,主に都道府県の水産利用加工関係者が集まりました。出席者は,農林水産政策研究所,(地独)北海道立総合研究機構,(地独)青森県産業技術センター,宮城県水産技術総合センター,千葉県水産総合研究センター,神奈川県水産技術センター,長野県水産試験場,静岡県水産技術研究所,三重県水産研究所,岡山県農林水産総合センター,徳島県立工業技術センター,香川県水産試験場,高知県工業技術センター,秋田県総合食品研究センター,富山県農林水産総合技術センター,石川県水産総合センター,鳥取県産業技術センター,山口県農林総合技術センター,島根県産業技術センター,島根県水産技術センター,兵庫県立農林水産技術総合センター,福岡県水産海洋技術センター,鹿児島県水産技術開発センター,沖縄県水産海洋技術センター,(株)紀文食品,(株)島津製作所,(株)インテリジェントセンサーテクノロジー,(株)井上海苔店,(一社)大日本水産会,日本食品衛生協会,フィッシュミール協会,横浜丸魚(株),林技術士事務所 E&H-i,(株)松見科学計測,東海大学,福井県立大学などから54名が参加しました。
発表(敬称略)
1) | 岡山海苔「新の頂」~岡山県産の最高級海苔~ | 村山史康(岡山県農林水産総合センター水産研究所) |
2) | 富山県産ブリ等の未利用部位を用いた加工品の開発事例 (ブリの胃,骨や夏ブリ,規格外のカマス等) |
原田恭行(富山県農林水産総合技術センター食品研究所) |
3) | ノリ加工施設からの排水問題 (現状,対応案,これまでの取組,課題) |
三浦 悟(宮城県水産技術総合センター) |
4) | マリンエコラベルジャパンと期待される未来について ~国際的な信頼向上を目指して~ |
木上正士((一社)大日本水産会)) |
5) | オリーブハマチ開発”後”の苦労話 (生産流通体制の整備について) |
大山憲一(香川県水産試験場) |
6) | 信州サーモン開発での秘話ヒストリー (親魚開発,評価,販売戦略) |
竹花孝太(長野県水産試験場) |
7) | ISOT2016 嗅覚・味覚国際シンポジウムの報告と 世界の味が見える化のビジネスニーズ |
池崎秀和((株)インテリジェントセンサーテクノロジー) |
8) | 複合臭の重要性とにおい識別装置の役割 においに関与しているのは,全てのにおう成分ではなく,一部の成分群。 関与している成分のにおいは全体のにおいとは違う |
喜多純一((株)島津製作所) |
9) | 水産サプライチェーンの関係者間の意識析出のためのアプローチQ方法論の適用 | 高橋祐一郎(農林水産政策研究所) |
懇親会
以下の写真は,持ち寄って戴いた商品や試作品です。

発表の様子

岡山一番海苔
(岡山県農林水産総合センター)

丸ごとカマス・イワシ
(富山県農林水産総合技術センター)

サンマの燻製
(千葉県水産総合研究センター)

ハダカイワシ商品
(静岡県水産技術研究所)

高イノシン酸含有加工品
(島根県水産技術センター)

島原ローストオイルサーディン
((一社)大日本水産会)

ハダカイワシの魚醤
(東海大学)

ノリミール利用品(醤油、ベーグル)
(中央水産研究所)

等級の異なる板ノリ3種の試食
((株)井上海苔店)

鮭センベイ
(宮城県水産技術総合センター)

シメサメ
((地独)青森県産業技術センター
食品総合研究所)

ビンナガ、シロカジキのコンフィ
(神奈川県水産技術センター)

マツモピクルス
((地独)青森県産業技術センター 下北ブランド研究所)

タコドウグ缶詰
((地独)青森県産業技術センター 下北ブランド研究所)

オリーブイリコ
(香川県水産試験場)

ぶりドライ
(富山県農林水産総合技術センター)

懇親会

