沖合底びき網漁業とは |
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沖合底びき網漁業には「1そうびき(かけまわし)」,「1そうびき(オッタートロール)」及び「2そうびき」の3種類の漁法があります。
沖合底びき網漁業の漁船隻数は平成24年8月1日現在366隻,平成23年の漁獲量は約31万5千トンで,我が国海面漁業の漁獲量の約 8% を占める重要な漁業です。
ここでは,そのうちの「1そうびき(かけまわし)」と「2そうびき」について説明します。
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★「沖合底びき網1そうびき(かけまわし)」は,漁船から伸ばしたひきづなに連結した袋状の漁網を曳航する漁業で,ひきづな・漁網・ひきづなの順にひし形に海に投入した後,二本のひきづなを漁船に固定して曳航します。
主に,海底付近に生息している魚類や甲殻類(カレイ類,ズワイガニ,エビ類)などを漁獲します。
漁船規模は 15トン〜160トンで,乗組員は 5〜20人程度です。
「沖合底びき網1そうびき(かけまわし)」の代表的な例:↓
<北海道>
「沖合底びき網1そうびき(かけまわし)」160トン
根拠地:小樽,釧路等
対象物:スケトウダラ,ホッケ等
「沖合底びき網2そうびき」の代表的な例:↓