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かつお釣漁業とは

  • かつお釣漁業は,竿による豪快な1本釣りでカツオを釣ります。 餌は付けずに擬似針(ぎじばり)で釣り上げます。

    かつお釣漁業は,使用する船舶の大きさ等により

    @遠洋かつお1本釣漁業(総トン数120トン以上)
    A近海かつお1本釣漁業(総トン数10トン以上120トン未満)
    B沿岸かつお1本釣漁業(総トン数10トン未満)
    に分類されますが, ここでは遠洋かつお1本釣漁業を紹介します。

    1: かつお漁船は,日本を出港する前に,まき餌に使う活きたイワシを積み込み漁場へ向かいます。

    2: 魚群(ぎょぐん)を発見すると全速力で魚群に近づき,撒水ポンプでシャワーを降らせると共に まき餌をします。撒水ポンプでシャワーを降らせるとカツオは興奮状態となり, カツオは猛烈な勢いでイワシを捕食します。

    3: たくさんのカツオが集まったところで,大量のまき餌をすると共にいっせいに釣り始めます。 釣りは23名程度で行い,船首側と船尾側にそれぞれ半数づつ配置され, 中央部には自動釣り機(釣りロボット)が4〜5台が据え付けられています。 また,釣りは左舷側のみで行われます。

    4: 釣り上げたカツオは塩水ブライン液(−18℃)で急速凍結し,−45℃の超低温で保存され水揚げされます。


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